就活で無双したGD(グルディス)の戦略
就活が始まっているので最近OB訪問の依頼をよく受けます。
自分は就活の中で唯一自信を持っていたのが、GD(グループディスカッション)です。1社を除いて無敗でした。
「人に話を振る」とか「最後にプレゼンする」とか色々な小技がありますが、
自分はいつもある戦略を持って挑んでいました。
意外とGDに苦手意識を持っている人が多いみたいなので、
実際に使っていた戦略を今回はご紹介します。
うまく場をリードする事ができない、自分の意見を主張するのが苦手、どうやって自分をアピールしたらいいか分からない、そんな人に向いています。
最近のGDのお題がどのようなものがあるか分かりませんが、
ここでは「とある会社の売上を上げるにはどのような方法があるか」をイメージしてください。
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GDメンバーの見極め
まず最初に行うのは、面接官が「それではGDを始めてください」と言った直後に喋る人の見極めです。
GDの出来不出来は基本この1番最初に喋る人(以下イチローって呼びます)に左右されます。
イチローのタイプが次のどちらかに該当するか開始の1分ぐらい(もしくはGDが始まる前の雑談)で見極めましょう。
【パターン1】
イチローが無能で目立ちたがり屋な意識高いFランタイプ
【パターン2】
イチローが超絶優秀なコミュニケーションも得意な東大生タイプ
(特に特徴もないけどバカそうじゃない人もこちらで)
基本的にイチローはこの2タイプに分かれます。
【パターン1】における自分のポジションの取り方です。
無能なイチローに場を仕切られると、それが我慢ならなくて2番目に反論ぽく喋ってくる人(以下ジローって呼びます)が出てきます。
だいたい「ちょっと待って、最初にゴール・前提を確認しよう」とか「まずはざっくりスクジュールを決めない?」とか言ってきます。
筆者の経験上、ジローはだいたい早慶の人が多いです。
ジローが出てきてどうするかと言うと、全力でジローをサポートしましょう。
そうると1対2の構図がGDの中で出来上がりです。
ジローの言うことに
「確かにそうだよね。まずは前提を確認しないですか?〇〇さんはどう思う?」
「そうですね、スケジュールを決めるにあたり発表の5分前ぐらいには意見を固めましょう。△△さんはどう思う?」
などと、よく分かんなくても言っておきましょう。自分のポジションを早期に明確にすることが大事です。
また上のような発言をするに当たりポイントが2つあります。似たようなセリフを言ってるのでお気付きでしょうが、
①発言をする時は最初に共感を示す。
②発言が終わったら他人に話を振る。
①で人の話を聞ける共感力をアピールし、
②で人に話を振れる(人と協調して働ける)協調性をアピールしています。
さらに話を振られた相手はほぼ100%同意してくるので、GDの中で1対3の有利なポジションを築けます。
その後は建設的な発言をしながら周りのサポートや時間管理してればまず問題ありません。
【パターン2】
イチローがクソ優秀な場合
頭の良い秀才タイプは序盤は基本的に静かな人が経験上多かったのですが、
頭脳明晰でリーダーシップをガンガン発揮してくる人もたまにいます。
そのような人に出会ったたらどうするかというと、あえて反対の意見に立ち真っ向からぶつかります。
GDのお題は基本的に白黒つけにくいお題がほとんどなので、相手を攻めるネタはいくらでも出てきます。
クールに反対意見を述べてみましょう。
ただこの時に注意したいのは絶対に感情的にならないことです。
仕事をしている中で一番腹立つのが感情に左右される人です。
当然面接官もこの人は将来一緒に働けるかという点で判断してくるので、この点だけは気をつけましょう。
続きはまた気が向いたら更新します。