目指せスーパーサラリーマン

スーパーサラリーマンって何かって?出世街道を突き進みながらも副業でまあまあ稼いニヤニヤしてる隣のあいつだよ!!

合コンで「SI(システムインテグレーション)ってどんな仕事ですか?」と聞かれた時の答え方

突然ですが、合コンで職業を女性に説明するとき皆さんはどうしてますか??

 
 
銀行・メーカー・商社などは、皆んな知ってるから言わずもがな。
 
IT系って難しいんですよね、、
 
いまいちやってることが想像しにくい。
とくに我々SIは、何とも説明しづらい。
 
自分が今までどんな風に説明してたかというと、
「システムを作ってるんだよ〜」
「作ったシステムの品質が正しいかテストしてるんだよ〜」
「このシステムを実現するのに必要なサーバーとかを選んでるんだよ〜」
「プログラミング?無理無理!そんなんできないよ〜」
 
んーーー胡散臭い
 
 
何かいい説明の仕方がないかと考えてたのですが、この問に対して上司が素晴らしい回答をしてくれたので、忘れないように纏めます笑
(合コンの問いではなく、SIの仕事を語ってくれた時の言葉です笑)
 
 
上司が言うには、SIの仕事には2つの視点があるようです。
  • SEとしての視点
  • 経営者としての視点
どーゆう意味か説明します。
 

SEとしての視点

 
これは想像がつきますね。
まさにシステムのスペシャリストとして、システムを開発しお客様に納品します。
 
ここがまあ1番の肝であり、メインの仕事です。
  • 作ったシステムはお客さんの要求を満たしているのか?
  • 作ったシステムの性能に問題はないか?
  • バグはないか?
  • ユーザが使いやすい仕様になっているか?
  • 予算内でシステムを作り切れるか
  • リリースまでに間に合うか
などなど、いろんな観点からシステムを作り込んでいきます。
勿論1人で出来るわけがなく、いろんな関係者の力を借りて作業します。
 
自分のような末端にいる人間は、大きな歯車の中のほんの小さな部分を担当している訳ですが、それでも責任ある大切な仕事です。
ミスしたら大問題として後に自分に返ってきます。
 
やりがいは持ちにくいですけどね笑
 
世のSEと言われる人達はこの作り込む部分をだいたい担当しています。とてもプロフェッショナルな世界です。
 
 
 

経営者としての視点

 
経営者??
SE風情が何を言ってるんだと思われるでしょうが、この視点がSIの醍醐味です。
(まだ自分はこの立場に立てないですが笑)
 
 
そもそもお客さんはSIに何を求めているのでしょうか??
要求したシステムを的確に納品してくれるだけで良いのでしょうか。
 
違います。(たぶん)
 
上司が言うには、「お客さんのITパートナーとして、ITを駆使しお客さんに稼がせてあげること」だそうです。
 
具体的に言うと、
お客さんのビジネスの仕組みを把握し、
どのようなサービスで利益を出しているのか、
どのようなサービスがあればさらに利益を出せるか、
そのサービスをシステムで実現してあげられるか、
といったことを考えます。
 
そのためには、業界の流れや競合他社の動きを把握する必要があります。
 
どこの企業もIT投資の計画が必ずあって、
「数年単位で○○システムに投資して利益を○○億出す」みたいな事が書かれてます。
こんな具体的な数字は出てないかもしれませんが、このIT投資のロードマップを描いてあげるのが我々の仕事ですかね。
 
ちなみにシステム開発の1番上流の部分です。
営業がこの辺を担当しているかもしれませんが、技術的に可能かどうかの判断もあるので開発も絡みます。たぶん。
 
「今あなたの業界はこーゆう流れにあって、競合他社はこーゆうことをしてます。あなたの会社が○○の分野でシェアを上げ、利益を出すためにはこーゆうことが必要です。それをシステムで実現するには××億円かかりますが、3年あれば黒字化できる見込みです。どうですか?一緒にやりませんか?」
みたいなことを言う訳です。
(これが本来の姿だそうですが、目の前の仕事が忙し過ぎてなかなか難しいのが現状のようですね。)

 

まとめ

 
だらだらと話してましたが纏めるとこんな感じです。

「SIとは、お客さんが儲けるようなサービスを提案し、最高品質のシステムで実現する」こと。

そのために経営者としての目線とSEとしての目線を併せ持ち、お客さんの要求に時にはNOと言い、何よりもお客さんのために仕事する。

 

どうでしょうか。

合コンでこんなん言われたら、ちょっと引きますかね、、、笑